ある精肉店のはなしと祝の島
ポレポレ東中野にてある精肉店のはなしと祝の島を二本続けて観た。
ある精肉店のはなしで衝撃的だったのは屠畜場でのシーン。連れてきた牛の頭にハンマーを打ち込む。その場に崩れる牛。
僕が普段食べているものはこうやって出来ているのだ。今まで散々肉を食べて来たが、こんな光景を見たことがないのは少し不思議に思う。
またこの映画では部落差別という切り口からもこの屠畜に関わる人たちを映している。段々と薄れつつあるが、今でもそうした差別はなくなっていないのだそうだ。この人達のお陰で肉を食べることが出来ているというのに。
頂いている命に感謝を忘れないようにしたい。
終了後に監督と制作統括のトークショーがあった。印象的だった話が沢山あったので羅列したい。
•一人で撮ることよりも仲間達と撮りたい
•映画制作は一種の格闘技のようなもの。制作時の熱気は本当に楽しい。
•作品が自分の手から離れて独り立ちして歩いているような感覚。今はまだこの作品に関する感想を言う時ではない。